畑ごよみ雪予報に、一昨年の雪でハウスと鶏小屋をつぶされた記憶が昨日のようによみがえり、眠れない夜を明かした。みぞれ・湿雪・雨そして晴れと続く今日一日の予報が当たれば、心配はないはずなのだが、低気圧が居座って雪が続けば、気温が高いだけに重い雪になり、一昨年の再来となる。

今7時、まだ雪、いつ雨に変わってくれるのか。 そんな私の心配をよそに、陸は、朝から雪ダルマを作って興じていた。先日成人式を終えたばかりの新成人は、雪を見て一気に子供に返った。

午後2時、雪が止んだ。役場からハウスなどに被害はないかと問い合わせが入った。今回は被害なし、ほっとしながら雪かきに追われている。

雪が降るとしばらく畑に入れなくなる。春大根と春人参・菜っ葉の種を昨日蒔いた。雑草や作物があるところは、雪が融けて土が顔を出すのが早いが、きれいに片付いたところは、なかなか融けない。いつもは忘れている作物の「呼吸」を感じる時でもある。

今日はメキシコから来ているヘラルドの話をしたい。

彼はプロのコックさん、いずれ自給自足的な暮らしをしながらレストラン経営をしたいと考えている。皆農塾を選んだ理由は、日本料理(特に漬物)を習いたいからと。休ませていたぬかずけをかき回してかぶを漬け、白菜漬けや酢漬けを体験してもらう。てんぷらや手打ちうどん・お好み焼き、海苔巻きやチラシ寿司、梅干しが大好きで梅肉和え・胡麻和え・白和えなども、順に毎日の献立に加えながら体験してもらっている。

たまたま閉店まじかにスーパーへ行った彼は、まだ新鮮な魚が値引かれていく情景に、メキシコやアメリカでは絶対ありえない、日本人の新鮮さへのこだわりに驚いていた。冬には冬の野菜がありそれを使った冬の献立がある。それぞれの季節に違う野菜が取れて、季節料理があることも素晴らしいという。

またまた、海外の人に日本文化を褒められて、当たり前になっていた自国の文化を見直している。