朝晩の冷え込みと冷たい風が出て、やっといつもの冬がやって来たと少し安心しました。
例年と違うという気候は、異常気象の前触れですが、気候がおかしいのはもう「異常」でもなんでもない当たり前のことです。農作業をしている身にしてみれば暖かい方が体は楽で助かります。冬の暖かい日差しのなか腰をかがめてもくもくと草をむしっていると、幸せです。雑草の根元に隠れている大きなイモ虫を見つけては引きちぎり、草をむしり続けます。気温が下がってくれたので、たくわん用の大根を干しました。白菜漬・キャベツとかぶの浅漬け・赤倉株の酢漬け・人参とハヤトウリのピクルス・野沢菜漬けや高菜漬けもする予定です。お好きなものがありましたらお知らせください。

若い者たちが、一層の自立を目指して出荷場を別にしたので、古巣の皆農塾にはシニア組が残りました。ウーファー(海外の助っ人)と子育て中の母親と孫たちの手伝いがあり、黒ヤギと白ヤギに、合鴨と鶏がいます。羊は、お腹に赤ん坊をかかえて来週戻る予定です。
会員さんの訪問は、いつでも歓迎です。(電話同じ、最寄駅の男衾に迎えに出ます)

openfarm若者組は、生活を支えられる野菜農家(好きな人と結婚)を目指して頑張っていきますが、シニア組は、今後を模索しています。家庭菜園講座や摘み取り菜園、関口と一緒にファームカウンセリングやオープンファームなどを続けます。稲作りは1年間の通しのプログラムで最後に天日干しのお米を食べて終了しました。

 
現代は、心の病い対策に、企業にストレステストの義務化という時代です。「育てる・食べる・生きる」という視点で、私たちの畑をもっと生かせないかと話し合っています。そんななか、資金繰りにも配慮すべきと、皆農塾にファイナンス部をつくろうという提案が“元企業の人”からでました。これまでにはなかった発想です。投資をマネーゲームと揶揄する我々と、社会にとってよい企業に投資するのは社会貢献と言う彼。その彼も畑に通うようになったら、株価への関心が薄すらいだそうで、彼が読んでいる本にその変化がみえます。私は、皆農塾で新たな企画が提案できるなら、クラウドファンディング(ネットでの資金調達)という方法もあるかもしれないと、ふと思いました。(K)