畑ごよみ3-2 2018

 これまで続いた市場での野菜不足は一息ついたようで、地元直売所でもほうれん草の値が日ごとに下がっていく。秋に蒔いて大きくならなかったのも、慌てて蒔いてビニールトンネルしたのも、収穫済みのベットに残されていた小さなのも、どれもこれも一気にほきった。グーンと背丈が伸び、太ったほうれん草が毎日食卓に上る。皆農塾の猫三匹も大好物で、茹でていると自分たちのものかと騒がしくなる。鰹節がかかっているからそれに誘われているのかと思っていたが、味なしでもパクパクよく食べる。百姓の猫は野菜好きになるのかなぁ。

 

先日の暑い日にハウスの換気が遅れて、ハウスの一番手の大根の葉を焼いてしまった。今朝は秩父の山間地で10センチの積雪予報、寄居町も明け方はみぞれ予報が出ていた。露地に定植したレタスは凍えてしまっただろか? 昨夕は、それが気になりながらも手が打てなかった。(3/21)

仕事が滞り始めている。

これからは「畑ごよみ」が、仕上がらずに同封できないときが出てきそうだ。

私は農家になる前、消費者として野菜を共同購入していた。その時に、不十分な野菜でも、農家からの説明があったら不満に思うどころか感謝しただろうに、と思っていた。立場が逆転して、自分が農家になってからは、私の野菜はお便りなしでは出さない、をモットーにしてきた。

しかし、それができないかもしれない。ちょっと胸が詰まる。(大袈裟ですね。)お便りを書けないときがあっても、待ってくださる会員さんのことを忘れることなく、種を蒔き野菜を育てます。

 

☆欠き菜(のらぼう菜)菜種油をとるための菜花で、昔から農家が春のびてきたつぼみを自家用に食べていたものが、市場に出るようになった。茹でてマヨネーズ(+醤油)でもおいしい。

☆白菜のつぼみ菜、農家イチ押し菜花。茹でてからし醤油あえ。

☆わけぎ、茹でて酢味噌和え、おひたしもいい。

★ジャガイモは前回で終わりました。今年のが取れるのは5月下旬の予定です。 

 

                  
 

 報告が遅れましたが、

14年間ここで過ごした勝は、昨年末に離農し、今は東京で新しい生活を始めています。農業しか知らない子でしたから、心配は尽きませんが、きっと外の世界でもまれて一回り大きくなって、いつか農村に帰って来てくれることでしょう。雪害やネパール地震の時などには、沢山のご支援を頂き、ありがとうございました。畑ごよみから彼の成長を共に楽しみにして、折々励ましをいただきましたこと感謝申し上げます。                

皆農塾 鈴木恵子