畑ごよみ11-1 2017

 県の農業振興センターから、台風の被害拡大を防ぐために、薬剤散布と排水対策を急ぐようにという回覧が回ってきました。隣町の深谷市はネギとブロッコリーの産地です。どちらも壊滅的な被害にあっています。農業委員でもある地元の大農家の親父さんが、「殺菌剤を二度使ってもきかない、ブロッコリーは全部うなった」(トラクターでつぶして、土とかきまわした)「120年ぶりの大雨だそうだよ」と言っていました。

私たちの畑も泥をかぶり、水が引かない畑は、なすすべがありません。ネギをはじめとして、ほうれん草、白菜など加湿に弱い作物は酸欠で根腐れや病気が入り、収穫を断念するものが沢山出てきました。菜っ葉類が大きな打撃を受けています。しばらくの間ネギは、台風による強い風で右へ左へと倒され、折れたり曲がったりのものになります。すみません。一本一本皮をむいて傷みがないか確認をして包みました。(11/3)


 先日、ホームページを経由してメールが届いた。

『絵本作家のかこさとし先生が描かれた科学の絵本(地球:福音館書店出版)を、土をテーマにリメイクした教育アプリに、コラボレーションしませんか』というものだ。以前はコンピューターを仕事とする友人がそばにいてくれたので、好奇心でいろいろクリックしても後始末をしてもらえた。今は、そうはいかない。アプリは開かない、訳も分からず課金されて、後で高額な請求が来やしないか、だから、年寄りは…と、叱られないようにと防衛本能が働く。どうせ、営業マンが来るのだろうと思ったが、それでも、居ながらにして何か新しい情報が得られるかもしれないと思い、訪問を受けることにした。訪ねてきたそのメールの送信者は、彼その人が、そのアプリの開発者で、かこさとしさんとも親しいというではないか。子育て期に読み聞かせした絵本の中でも、娘たちが大好きだった「だるまちゃんとかみなりちゃん」を懐かしく思い出す。アプリの題材は「土」、それで農業や野菜へとつながったわけだ。投資するほどのお金も状況にもないので、ビジネスは不成立なのだが、90歳を超えて元気なかこさとしさんの近況と、そのアプリ制作に意欲的な青年に出会って、ちょっと嬉しい一日だった。(K)

AppStoreの本アプリ URLhttps://appsto.re/jp/jnql_.i  
本企画及び本アプリの簡易資料のURL(DropBox)    ★関心のある方をご紹介ください。

https://www.dropbox.com/s/rpdhbb43nquuqjh/SOIL_A_set_new.zip?dl=0

若者に代わって配達に出かけるようになった田中は、運転は上手いが膝が悪い。エレベターのない団地の上の階への配達が大変そうだ…。そう思って彼の体を気遣ったら、自分のことではなく、住んでいる方たちの毎日の暮らしを心配してのつぶやきだった。「公団もこれからどうするのだろう、高齢化と老朽化、日本中抱える問題は同じだなあ」と。