畑ごよみ10-2 2017

研修生の高橋です。7月から本格的な研修が始まって早いもので3ヵ月が過ぎました。暑い暑い中の除草に苦しめられた畑仕事の季節からすっかり様変わりして朝晩はめっきり寒くなり、雑草の成長にやっと追いついてきた(かな?)今日この頃です。この間いろいろなことがありましたが、農薬を使わずに多品目栽培をする有機農業の難しさを感じた3ヵ月でした。以前勤めていた農業法人では米麦以外はネギとサトイモとショウガだけ。比較的畑に長い期間置いておける野菜ばかりでしたので、今日明日中に収穫しないといけないというわけでもなく、人間中心で(笑)畑仕事をしていましたが、多品目となりますとそうはいきません。キャベツや白菜の種蒔きをしながら、キュウリやトマトの管理や収穫をしたり、来年のジャガイモの植え付け場所を考えながらほうれん草の種を蒔いたり・・・。また、皆農塾では畑がいくつかありそれぞれが離れたとこにありますので、一つの畑の除草が終わったころには、この間除草した畑がもう雑草だらけになるということも。虫クンもやはり野菜がおいしいのか、雑草はなかなか食べてくれず、せっかく芽生えたばかりの野菜ばっかり食べてくれます。暑さと虫と雑草との闘いだった3ヵ月でしたが、自分が蒔いた種から一斉に芽が出たときはとてもうれしい気分になり、もう農作業が終わったような気持ちになっている高橋でした。

前回の畑ごよみ10-1では、秋の天候に恵まれて仕事がはかどり幸いだと、書きました。しかし、その2週間後の今日は、雨降りが続いて秋の最後の種まきができず、収穫も雨に降られて難儀しています。来週の月曜日には大型の台風襲来の予報もあり、人生いい時ばかりじゃないけど、悪い時ばかりでもないと、泥で重くなった長靴を引きずりながらの作業です。(10/20)K

 台風が通り過ぎた畑は、無残です。泥をかぶってしまった野菜は見ないようにして、無事な野菜だけ見て元気を出します。死んだ子(野菜)の歳は数えないことが大切。鶏小屋は雨風で湿ってしまいましたが、トタン屋根を飛ばされることもなく、今朝は、大木の枯れた大枝が自分の頭の上に落ちてこないか用心して、鶏に餌をあげていきます。(10/23)T

 少し水が抜けたかなというところで、次の台風。長靴を田植えタビに履き替えて、田んぼへ入るいでたちで収穫に行きました。長靴では泥に靴を取られて仕事になりません。水に浸かったままの野菜が心配です。(10/30)K


 滞在中のアルハンドラは名字が中野と言い、日系3世のアルゼンチン人です。ラグビーをしていた力のある働き者です。書道を習いたいというので、100円ショップで筆や硯を買って、マレーシア人のナビラも加わり、にわか書道教室を開きました。二人ともなかなか手筋がいい。