≪連載 17年前の志≫その3
2000年の作文から   夏世(20歳)

(前回からの続き)
そのころから農業がぐんとおもしろくなってきた。

あれもしなきゃ、これもしなきゃ、の中で「これだけしかできなかった」も「これだけでもできてよかった」の日もある。時間はかけられないけど、最低これはしたよというギリギリのところでその場をしのぐ。要所がわかってくると、細かいところが気にならなくなり、畑の見方も変わってくる。そして天気との相談。私が期待していた以上に自然の中の農業をしている気がする。これが半年の研修で感じたことだ。

そして、今。出荷のことを頭に置いて仕事をする。天気予報を聞いて先の予測を立てる。立てた予測で収穫の手も管理の手も変わる。判断が遅ければそれだけ可能性が狭まるが、逆に予測がたてれるなら、選択の幅が拡がる。または早くに手が打てる。あるものを生かしきることが、私の求める農業だ。

あと半年。とれる野菜をどう販売していくかを勉強したいと思う。そして売れる野菜をどう作つけていくかも考えていきたい。とは言っても、初めての四季。冬は冬でどんなことになるやら。体を一番に気にしてやり、こなせるところで仕事をしていけばいい。自分の力量を正しく知るということは、とても大事なことだと思う。(終り)

彼女は当時の皆農塾の農場長と結婚して近くに独立、子育てと百姓のおかみさんをしながら、年輪を重ね、地域の後継者として夫婦ともに評価が高い。今では、栽培のアドバイスをもらうことのほうが多く、漬物やみその仕込みなど一緒にできるのもうれしい。(K)

大根もち

大根もち

 

妻のお手製大根もち
中国のお正月(旧正月のため、今年は1月28日)で妻が正月休みが取れて、今は2週間限定の新婚生活中です。香港は冬も20度くらいの気温なので、寄居の-5度は凍える寒さ。毎朝、寒そうな顔で「いってらっしゃーい。」と見送ってくれます。
そんな妻が、私の好物で中国料理の大根餅を作ってくれたので紹介します。(勝)

大根もち
<材料>
干しシイタケ 干しホタテ 干しエビ ②上新粉80g  片栗粉20g 乾物の出汁90cc
大根600g 砂糖小さじ1/3 塩小さじ1/3 コショウ少々 オイスターソース少々

<作り方>
① 乾物類を半日以上水に浸ける(だし汁は捨てない)。その後、細かく切り、少し炒める。
② 上新粉と片栗粉を振るい、①のだし汁と混ぜる。
③ 大根の半分を2~3cmのサイコロ切り(食感の分)、半分を千切り(溶ける分)にする。それらを混ぜて、ほんの少しの水で煮る。火が通ったら、砂糖・塩・コショウ・オイスターソース入れ、味を整える。 ④大根を少し冷ましてから①と②の材料をすべて混ぜる。耐熱容器に流し込んで蒸し器で30分~40分蒸す。(箸で刺してみて、べたべたしていなければ、完成)

 

蒸しあがった大根餅は2cm位の暑さに切ってフライパンに油をしいて、両面に焼き目を付けてから食べます。

味付けは何もしないでも、素材の味でおいしいですよ。