先日、四国肱川皆農塾の坂根修さんが所用で上京、埼玉皆農塾に立ち寄り一泊していった。

翌朝、散歩がてら近隣の畑を見て回った彼は、畑の土の色が黒いのに驚いている。30年前は彼が耕していた畑だが、忘れてしまったのか?「四国とあまりに色が違うものだから…」と。関東の土は黒ボクと言われて、肥沃な土の代表だ。彼のところは山を削って造成したような畑だから、景色は素晴らしいが石ころだらけで、そのうえ雨が降ればドロドロになる赤土だ。「今年、牛やさんと豚やさんに豚糞と牛糞を入れてもらい、改めて土づくりをしないとと思った」山と積まれたもみ殻を見て、うらやましがった。今年73歳、その人がこれから土づくりだと言う。「日本の財政赤字は、空恐ろしい数字だよ。食料自給率39%(カロリーベース)、いずれ食糧危機は来る。その時のためにも、自分の畑はしっかり肥やしておかなくちゃ」と。

そうそう、彼は『その時』のためにトイレットペーパを買いだめしていると言う。油と砂糖も。コンビニが至る所にあって、アマゾンなど行き届いた宅配システムが何でもいつでも配達してくれるから、備蓄する人が減っている。とても危うい時代に生きているというのに、こんなに無防備でいいのか?・・・宅配を使って野菜を送っている私としては・・・話がそれた。食料自給率と財政赤字の話だった。(K)

*関東ローム層と言われる関東の土は、火山灰でやせているともいわれる。

1また、自給率も少子高齢化で食べる人が減っていく時代に、食糧危機をあおるのはおかしいという考えもある。皆農塾内でも、考えはさまざま。

 

田中さんの週刊誌立ち読み

高齢化社会で「健康」テーマは、一定の読者を獲得できるということで、週刊誌も熱心に記事にします。2週刊誌の先週号は『塩分』について。「減塩はかえって体に悪い、塩分を減らせば血圧は下がる」は間違いだった。根拠となっていた○○年の○○の学説が、誤って流布されたとか。この記事をよく読もうとしたが、週刊誌は次の号が出て店頭からなくなってしまった。女性の裸の写真が多い雑誌は、買ってこないで下さいと言われていたけど、読みたい記事があったら週刊誌はすぐ買わなくちゃだめだな。(H)

 

一口料理メモ

大きな小松菜はおひたしには向かない。煮て食べると本領発揮、油炒めもいい。ざく切りして軽く炒めて醤油とみりんで煮る。一緒に入れるのは油揚げやシメジなどのキノコが合う。水を足すかは、小松菜から出る水分で決める。もう一つ、小松菜を炒めて、木綿豆腐一丁を手で握って潰して入れ、塩・コショウベースにめんつゆ少々、水溶き片栗粉でまとめる。外国人にも好評。小松菜と豚肉の炒め物は、塩・コショウでも、しょうが醤油+酒でもいい。青菜といえども使い方でボリューム満点に。