image私は先日、丸一日をかけて、とある講座に参加しました。

地元の集まりで出会った植木屋さんの誘いで、「とにかくすごいんだ

よ!是非見に来てほしい!参加費もかからないから」という、内容

が全然分からない誘い。普通に聞いたら、ちょっと引く位の強い押

しです。

高速を飛ばして70分、群馬県水上町のリンゴ園に到着しました。

何をするのかな。何を話すのかな。全然何も知らないまま、辿り着くと、畑や里山に溝を掘り、小川を作り、水脈を復活させるという話をしていました。

少しだけ、僕にも経験のある話です。僕達も、雨が降ると水没してしまう畑の周りには、溝を掘ることで、野菜が作れるように環境整備をしています。

それをもう少し大きな括りで、里山から畑まで、舗装道路や、コンクリのU字溝で塞がれてしまった川の流れを、もう一度昔の小川の様に再生させて、水脈を作って、泥が流れないように管理するという取組みです。さらに言えば、水脈を回復させる事によって、空気の流れも変わり、水が流れる土の中は、空気も流れるので、好気的な環境になり、作物の病気も減るという狙いです。純粋に面白いなと思い、興味を持って聞いていました。

そんな話を聞いて、お昼ご飯までご馳走してくれるという話だったので、一体だれがお金を工面しているの?と思っていると、「じゃあ、午後から溝掘りの作業をしますのでよろしくお願いします」との事。なるほど、作業要員でもあるのか。でも、実践もあれば尚面白い。

面白かったのは、20名程いる受講者が、みな農場や、園芸、果樹園の主や、これから主を目指す若い人達なので、仕事のキレが素晴らしいという事でした。

僕も野良仕事を曲がりなりにも10年以上やっているので、そこそこの自信はあったのですが、スコップの使い方にしても、動き続ける体力にしても、私の上を行く猛者揃いです。かろうじて、私が役に立てるのは、大人数で働く事に慣れているので、今、どこに手を出すのが、動きを潤滑にできるかを判断できるというだけで、技術では白旗でした(笑)。

午後1時半から6時まで、暗くなるギリギリまで作業をして、何とか上から下まで開通。最後は皆でお茶を飲みながら、一人ひとり、感想を言って解散。

バンバン動く意欲ある人達の中で働き、語る、という面白い経験をしました。(勝)

<9月の農作業>秋の長雨は、梅雨の時より雨量が多いので、畑に入れなくなることが多い。一年で一番沢山の種を蒔かなくてはならないこの時期の仕事は、天気に翻弄される。

白菜・レタスの育苗。大根・小松菜・ほうれん草・かぶ他露地に種まき。どれも失敗は許されないが、玉ねぎの苗つくりは1年分だから品種を厳選し、適期を逃さずに蒔く。